あとで考えます

ブログでやれ的な話

結局丸2ヶ月くらい「物語」をやっていた8 beat Story♪

さすがエビスト月間。

前回、8 beat Story♪の2週間にも渡るリアルタイムでの体験を強く意識した各種の連動展開についてご説明しましたが、実はあの一連の展開はメインストーリー12章の更新では終わっていなかった…というお話です。

ここまではメインユニットである8/pLanet!!の物語(スタートから3年でようやくユニット名がストーリーに反映されたの、よくよく考えなくとも気が長い話ですね…)でしたが、これに続いてサブユニットである2_wEiの物語が描かれました。

 

【これまでの2_wEi】

2_wEiこと虎牙アルミ・ミントはMotherが生み出した感情・肉体を持つ最強アンドロイド「Type_Z」の姉妹。その人格データは、開発者である虎牙優衣にデリートされたのちにMotherによってサルベージされたものだった。優衣への復讐を誓う2人だが、待ち受けていたのは虎牙優衣が既に個人であるという現実だった。行き場を失ったその矛先は人類とその音楽へ向けられることとなる。(第1章)

優衣が遺したパソコンから、ホログラムデータ・コガユイが現れる。アルミは交流の中でコガに心を開きかけるが、「ニセモノのオモチャ」だとしてパソコンごとこれを破壊する。偶然にも最期の瞬間にデータのロックが解除され、自らの「優衣に歌を聞いてほしい」という願いごとコガ=本物の優衣を破壊したことに気付いたアルミは慟哭する。2人は人間・アンドロイドに関係なく、2人だけの絶望を歌うことを誓うが、ミントは自身だけが持つ生前の優衣の記憶に苦しむのだった。(第2章)

 

【Heart 2 Heart】2019.07.01(配信開始:2019.07.24)

Heart 2 Heart

Heart 2 Heart

  • 2_wEi
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 シナリオ更新に先立ってリリースされた楽曲は、MMIXのジャケットでは骨だった翼に羽根が生えつつある2人が朝日をバックに立つイラストと、過去の呪縛を受け止め新しい世界に飛び出そうとする2_wEiとしては前向きな内容となっており、ここまで絶望の中にあった2人に新たな展開が待つことを想像させました。

ただ、この時はまだ7月後半から始まる怒涛の流れの序章にあたる存在だということには気付いていませんでした…。

 

【第3章:消せない過去】2019.08.10

アルミがコガを破壊することを止められなかったこと、優衣との幸せな記憶を自分だけが持つことに負い目を持つミントは、優衣とアルミの再会のためにある決意をします。一方アルミも、ミントが過去に囚われ苦しんでいること・自分がそれを分かち合えないことに思い悩んでいました。そんな中で2人はファンレターや街中で声をかけてきた人間のファンの様子から、人間が「思いを伝える」ことを大切にしていると気付いていきます。

ミントの決断、それは自らの身体に破損したパソコンやミント自身の記憶からサルベージした「虎牙優衣」の意識データを上書きすることでした。上書きにより消えゆくミントの意識は虎牙優衣とアルミ・ミントの3人が幸せに暮らすという、自身の渇望に侵食された存在しない記憶「幸せな悪夢」の繰り返しの中に閉じ込められていきます。この下りが実に叙情的でありながらSFを感じさせて唸らせられるんですが、優衣とアルミの再会のために選んだ消滅の過程で見るのが3人揃って幸せに暮らすという願っても叶わない夢で、しかも本人がこれは嘘だと自覚してそれを見てるの残酷すぎて痺れますね。

幸福なフィクションという形で過去に囚われ続けることを否定したミントはアルミに助けを求め、アルミも「2人一緒でなければ意味がない」と姉として必死に呼びかけます。虎牙優衣のインストールが失敗する形でミントは復活します(個人的には、今後のミントの中には何らかの優衣が遺したデータが眠っているのでは?と疑っていますが)。

アルミとミントは互いがそれぞれ違う形で過去に縛られていることを受け入れ、それを抱えて共に生きていくことを誓います。そして、今回の騒動の中で人間から届いたメッセージをきっかけに「新しい世界」へ駆け出していくのでした。シナリオは舞台袖からステージに向かう2人の様子を描いて幕を閉じています。

 

…ここで辿り着いた「辛い過去も抱きしめて生きていく」という結論や人間から学んだ「思いを伝えること」が、メインストーリー12章でわざわざ桜木ひなたに会いに来た時のコメントに繋がってくると思うんですが、普通に煽ってるようにしか見えないあたりアルミお姉ちゃんコミュ力が無さすぎる!まあ生まれたばかりだから…とはいえ、このやり取りのバックボーンにどんなエピソードがあったのか、想像の余地として後からサイドストーリーという形で公開されるのは純粋にシナリオとしてよく出来ていると思います(メインストーリーだけ見てると単に敵にしか見えないところも含めて)。

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【Frontal Crash】2019.08.15

シナリオ公開から僅か5日後に開催されたのは、2_wEiと「Heart 2 Heart」を提供したアーティスト・ナノのツーマンライブ。単純に動員とはリンクしていないと思いますが、ナノさんとエビスト公式はTwitterのフォロワー数が20倍近く差があります。そんな完全に相手の胸を借りる形の対バンでありながらエビスト公式は「サブストーリー3章を読んできてくれよな!」とマイペースにいつも通り興行をやるぞ!という宣言をぶちかましてきました。根本的に、2_wEiというユニットのステージが特異(徹頭徹尾キャラクターとしてライブ・MCを行い、演者としての顔を見せない)なのに加えて2次元アイドルジャンルではあまり見ない対バン形式、ファン数で見るとアウェイ、このイベントのために直前に更新されたシナリオなど、気になるポイントが多すぎてどういう気持ちで参加すればいいのかわからないまま、当日を迎えました。

 

・セットリスト

  • Despair
  • Lost in data
  • UNPLUG
  • LOVE HATE
  • Green Cat.
  • basement
  • Be alive
  • Numb
  • Heroic
  • Pain - pain

 

結論としては、おそらく3章ラストで描かれたライブをイメージしているとは思われるものの、ストーリー上衝撃の展開などは流石に起きませんでした。ただし、最後のMCで2人はこれまでのライブの中で、自分たちが歌う絶望に沢山の人間の声が返ってきた、人間の世界でもっと生きてみたくなったということを語り、やはり虎牙姉妹が次の段階に進み始めたことを感じさせました。12章で「音楽の楽しさを伝えるためにライブバトルで歌う」と宣言したひなたを見て、戦いを放棄したのもこういった心境の変化を受けてのことかもしれません(実際のこの辺の時系列はわからない、というか敢えて決めていないようですが)。

そして2_wEiパートの後にナノさんのパートとなり(割愛しますが流石のステージングでしたし黄色い声もすごかった)、全てが終わりアンコールとなりました。ステージに現れるのはナノさんと虎牙姉妹…ではなく、声優を務める野村麻衣子さんと森下来奈さん。いや、同じ人ではあるんですが、同じ2_wEiでもこのお二方と虎牙姉妹は別人なんですよ…

 

このほのぼのふわふわしたお二人が

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こうなので…(役者さんって、すごいね

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※写真は8 beat Story♪公式Twitterアカウントより

 

そもそも2_wEiの神妙なMCを真面目に見ていてくれたナノファンの皆さんもありがたかったんですが流石に揃ってMCするとなると演者として並ばざるを得ないか〜とか思ってたんですが、ここで今回の対バンを生んだ「Heart 2 Heart」を3人の人間から2人のアンドロイドへのメッセージとして歌う、という2_wEiファンとしてはサプライズな展開に。

2_wEiって、ハニプラを始めとした他のユニットと比較しても「キャラクターとキャストは別人」ということを徹底していて、この両者のシンクロ・同一視化に腐心している同ジャンルの中でも相当に異質な存在だと思います。そしてついに、表裏一体であるがために一番近くにいながらも並び立つことのできないキャラクターに向けてキャストが歌うという新たな段階に踏み込んだわけですね。

アルミとミントに渡された人間からのメッセージとは、なんだったのでしょうか。Heart 2 Heartの歌詞だったのか、このライブの企画の話だったのか、全く違うことだったのかもしれませんが、虎牙姉妹が過去の呪縛を受け入れて進んでいくことを決めた物語の最後に、人間からアンドロイドに向けた歌が歌われたということは、2人に新たな世界を掲示するとても重要な出来事だったと思います(演者として歌わざるを得ないから便宜的に、ということではないでしょうね、エビストのことなので…)。

それにしても最後に自分自身として歌う野村さんと森下さんを見て、2人がMCだけでなく歌っている間もずっとアルミとミントとしてステージに立っているということを改めて感じ(表情や立ち振る舞いが別物)、心身ともに相当にハードなライブなんだなと思いました。

 

Jailbreak】2019.08.21

メインストーリーはいよいよMotherとの直接対決を匂わせた12章の後に例の動画が公開され、物語はまだまだ終わらないことを匂わせました。一方のサブストーリーは3章で過去にまつわる絶望の物語に決着がつき、(アンドロイド勢力に新ユニット登場の気配があるのもあり)2_wEiについてはフェードアウトするのかな?と思っていました。

そんな中公開されたのが「Jailbreak」。

https://twitter.com/8beatstory/status/1164119662725963782?s=20

直近の「Heart 2 Heart」がストーリー同様に所謂エモい、感動的な方向に向かっていたのに対して、同ジャンルとしても類を見ないほどゴリゴリでデスボイスやシャウトが入っていないのが不思議なくらいのメタル曲でした(Fワードでピーはあります!そんなことあるか?自称・アイドル学園系のド本命なのに?)

コンピュータ用語での「脱獄」を意味するタイトルや現状からの離脱への決意を感じる歌詞など、12章での棄権を経たMotherとの確執や離反を思わせる危険な匂いのする楽曲となっています。8 beat Story♪、タイトルにStoryと入っているだけにどこまでも物語が強すぎる…。

 

 

【妄言:P.A.R.T.Y.〜ユニバース・フェスティバル】

公開以来「平成の凸凹!」とか「牢屋!」とか色々と話題の映画「仮面ライダージオウ Over Quartzer」。平成ライダーシリーズの締め括りということもありかなり力技の映画なのですが、不揃いで一見不恰好な過去と不確かな未来の肯定という「平成を生きてきた人間賛歌」とも取れる内容で個人的には非常に面白かったです。

なぜそんな話を最後にしているかということ、これは完全に妄言なのですが、この映画のラストシーンをまとめると下記のようになるのです。

 

未来を賭けた戦いを終えた仮面ライダージオウこと常盤ソウゴは帰路に着く。一時的に別れを告げていた仲間たちと再会の挨拶を交わし、皆と食卓を囲む。ソウゴは未来から来たツクヨミに「未来は誰にもわからないのだ」と楽しそうに説く。

 

なんとなく、何かに似ていると思いませんか?そう、8 beat Story♪メインストーリー12章です。

 

未来を賭けた戦いを終えた8/pLanet!!と俺こと先生は帰路に着く。一時的に別れを告げていたひなたはメンバー達と再会の挨拶を交わし、皆と食卓を囲む。先生は未来から来たメイに「未来は誰にもわからないから楽しいのだ」と説く。

 

まあだいぶこじつけではあるんですけど(あくまで妄言なので)、公開タイミングがほぼ同じでオチの絵面がだいぶ近いので、確かに先にジオウを見てからシナリオ読んだら最後に主題歌である「P.A.R.T.Y.〜ユニバース・フェスティバル」が流れてしまうな、という感じです。

youtu.be

この曲、発表された当初は最後の最後でゴリ押しの適当なタイアップかよと思ってたのですが、いざ映画館で流れるタイミングになるとこれ以上ない主題歌だ!となる不思議な曲でしたね…そしてこの歌詞がまた、8 beat Story♪の11・12章の展開を思い出させる内容になってるんですよ!私の幻想かもしれませんが!

 

DA PUMP P.A.R.T.Y.〜ユニバース ・フェスティバル〜

 

 めちゃくちゃ能天気な曲なんですが、歌詞を噛み締めて聞いていると8/pLanet!!最大のピンチから過去と未来を繋ぐひなたの歌声、そして復活という物語を思い出してジーンときちゃうんですよね、単に疲れてるだけかもしれませんが…。

エビスト怒涛の2週間

8 beat Story♪は天才。

この度、7月25日の対戦 LIVE BATTLEイベントを皮切りに8月8日までの半月に渡って、8 beat Story♪のメインストーリーに関わる展開が繰り広げられました。

2018年度が(メンバーの卒業など予定外の事情もあってでしょうが)もう一つのユニットである2_wEiのスピンオフとなっていたのもあり、実質1年ぶりの待望の展開でもありましたが、これが単純なシナリオの公開に留まらず、2週間というスパンの中でリアルタイムで物語が進んでいくような構成となっていましたので、後々への記録も兼ねて日記に残しておきたいと思います。

※ここからの内容は、メインストーリー12章までのネタバレが含まれますのでご留意下さい。

 

 

【ここまでのあらすじ】

2031年、人類はアンドロイドと音楽の未来をかけてライブバトルというシステムの中でしのぎを削っていた。桜木ひなたをはじめとする音の杜学園のライブバトルチーム8人は、感情を持つ新型アンドロイド・空乃かなでとの出会いと別れを経験した後、新たな刺客である最強のアンドロイド姉妹・2_wEiと対峙する。2_wEiの虎牙アルミは8人の中でも特別な能力を持たないメンバーである桜木ひなたに対し、チームでの存在意義を問いかけるのだった。

STORY – 8 beat Story♪【公式サイト】

 

【第0.8回 対戦 LIVE BATTLE】2019.07.25〜

ライブバトルは少しずつアップデートされながら不定期に開催されている、プレイヤーマッチング型のイベントです。今回は上位報酬に書下ろしURカードが追加されたため、(アクティブ数はともかく)プレイヤーの熱意も一段と高かったのではないでしょうか。

因みに何度アップデートしても一向に「第1回」にならない件ですが、来年2020年こそ劇中でライブバトルを取り仕切る存在であるMotherが誕生する年とされていますので、正式リリースもここに合わせてくるのではないかと思います。

 

【第11章 ひとりぼっち、見つけられない理由】2019.07.26

ライブバトルイベントが過熱し始めたそのタイミングで、1年ぶりにメインストーリーが更新されました。

・センターポジションのアイデンティティ問題

このジャンルにありがちな傾向として、作品の顔となるセンターポジションのキャラクターは等身大であること・伸び代を感じさせることに重きをおいたプレーンな存在として描かれがちです。それ故に中盤以降に自身の強みやステージに立つ理由に思い悩む、というのは半ばお約束となっています。桜木ひなたが10章で直面した問題も、当然これに類するもので「笑顔」や「ひた向きさ」という結論に落ち着いてアルミへの答えとするものと思っていました。

実際、彩芽からひなたに語られたチームへの勧誘理由は「音楽を楽しむ姿」「親友である鈴音の推薦」でした。しかし、ここでアルミに問いかけられてからひなたが抱えていたモヤモヤの正体はもっと根の深いものであることが判明します。

 

・ライブバトル〜本物の音楽とはなんなのか〜

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アルミとの出会い、そして並行して夢だったアイドルのオーディションを勝ち進んでいる中でひなたの中で大きくなっていったモヤモヤの正体は「ライブバトルで戦いたくない」「鈴音に紹介されて、戦いの中に身を置くことにならなければよかった」というものでした。

ライブバトルは8 beat Story♪独自の設定です。芸能界やアイドルの機能と置き換わっているわけでなく、それらとは別に独立して存在するシステムです。桜木ひなたの夢はアイドルになること。人間・アンドロイドが覇権をかけて互いの音楽を否定するように戦うライブバトルは、歌って踊る点こそ似ていますが、音楽を愛する彼女にとって無意識のうちに受け容れ難いものになっていたのかと思います。

「アンドロイドと本物の音楽をかけてバーチャルライブで戦おう!」というキャッチコピーもあり、実際に物語序盤では人間だけが持つ感情の力こそがアンドロイドの音楽に打ち勝つ鍵となっていたように思います。

しかし、彼女たちは感情を持つType_Zアンドロイドと出会いました。私たちもまた、この一年間、2_wEiの物語と音楽を聴いてきました。アンドロイドは「本当の音楽」を持っていないのか?その音楽を否定して打ち勝つことが、本当に音楽の未来のためになるのか?エビストはここにきて、「正義とは何か?」に近い次元の命題に行き当たっています。

 

・真夏の海に刻まれた物語

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一方、メイは迫る2_wEiとの対決が重要な歴史の岐路であるとして、それまでにどうにかメイの知る歴史にはなかった出来事を起こそうと躍起になります。ここで語られるのが、過去に8人(正確にはゆきなを欠いた7人)がアンドロイドに勝ち、歴史を変えた出来事です。これは2017年夏に開催されたリーディングイベントで上演されたエピソードとなっています。歴史を変えることを使命としているメイにとって、大きな事件だったとともに、それでも歴史の大筋までは変えることができなかったのか、必死になって少し暴走気味であることが繰り返し描写されています。

また、感情豊かなType_Zに対して未来の存在であるメイの方が感情に乏しいことも疑問点として語られており、何らかの伏線になってくるものと思います。

 

・声を失うひなた

再度2_wEiと遭遇し、改めてその存在理由を問われたひなたは、自身がチームに必要とされていることは理解しているとした上で、「戦いたくない」という本音をメンバーに打ち明けます。そして、その騒動の中でひなたは声が出なくなってしまう…ここまでが11章のストーリーです。

一方、アルミはひなたの存在の特異性に関心を抱いており、またひなたの本音である「どうして戦わなければならないのか?」という言葉に引っ掛かりを感じるのでした。

 

【Teardrop】2019.07.31

チームにいる根本的な意味と声を失った衝撃の展開の中、桜木ひなたのソロ曲が発表されました。ミドルテンポで、彼女のキャッチフレーズである「届け、この思い。」をフィーチャーした内容は、強くはなれなくても届けたい思いはあるという彼女のキャラクターの軸を表した楽曲となっています。我々はストーリー展開を踏まえ、動揺しながらも新曲追加イベントのためにこの楽曲を繰り返しプレイし、聴いていくことになります。

 

【第12章 未来へ届け、私たちの歌】2019.08.07

第11章の衝撃の幕切れの後、次のストーリーの追加がいつになるのか、誰もが不安を抱えていました(前回1年待たされてるから当然といえば当然ですね)。しかし、Teardropのイベントが終わろうとするのと同時に、次の物語が公開されることとなりました。

・2080年からの使者

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物語はひなたが小学生の頃(2021年〜2026年)の回想から始まります。まだ離れ離れになる前のひなたと俺こと先生 a.k.a. お兄ちゃんがタイムカプセルを埋めようとしています。この時から歌が大好きなひなたは鼻歌交じりに「鈴音とアイドルになる」という夢を語ります(この「アイドルになる」という目的には俺ことお兄ちゃんがアイドル好きだから、という理由もあるようです)。

そんな2人を見守っているのは、ボロボロな姿のメイでした。メイは2080年から移動してきたこと・歴史を変えるためにタイムカプセルの中身をすり替えたようであること・ひなたこそが未来を変える鍵であることを独白します。ここにきて、メイがやってきたのが劇中世界の約50年後ということが判明しました。50年後の未来から歴史を変えるためにやってくる物語、ちょうど毎週日曜日に見ているので何だか嬉しいですね。

 

・正しい歴史とひなたの離脱

話は現在(2031年)に戻り、来たる2_wEi戦に向けてのレッスンが開始されます。メイは歴史を変えるには8人で挑まなければならないと語り、本来の歴史ではメイ、鈴音、ひなたを除いた5人のチームだったことを明かします(おとめ⭐︎de⭐︎Nightのメンバーですね)。

そんなメイの焦りの中、ひなたは寮を後にします。居合わせた3年生はひなたを見送りますが、ここでそれまで気丈に振る舞っていた彩芽が杏梨だけに本音を吐露するのですが、我々もまた彩芽(というか先代キャストの青野さん)に対して、同じような気持ちを抱いていたことを思い出すわけです。なんというか、メンバーの卒業という出来事に対してエモいイベントとして残しておくことは出来ないけれど、かつてそうして本人の決断した別離を見送った記憶を作り手も受け手も忘れていないからこそ、このエピソードに確かな重みが生まれているような気がします。

 

・Teardrop

ライブバトル当日。メイはひなたを無理に説得するのを諦め、俺こと先生にあるものを託します。先生はひなたとともに、その「とても古びたカプセル」を再生します。その中に入っていたのはひなたが鼻歌で歌う「Teardrop」でした。

ここの演出も8 beat Story♪が神がかってるところだと思うんですが、我々は先の展開が見えないままイベントでひたすらこの新曲を聴いていたので、このタイミングでシナリオ中にこの曲が流れた瞬間にひなた同様「この曲は!」という驚きを味わえるわけですね。そしてこの曲こそがメイの心を救ったんだと伝え、「歌うことが好きだ」というその気持ちだけで十分なのではないかと諭します。

おそらく、本来の歴史でタイムカプセルに閉じ込められたまま2080年まで掘り起こされなかったのがこの音声ファイル(メイが未来で見つけたことで音楽の歴史を帰る決意をするキーアイテム・だから妙に時間が経過したビジュアルになっているし、メイが「本来の歴史で埋められるはずだったもの」をその手の中で大切にしている)なのだと思われますが、じゃあ歴史を変えたこの時代には何が埋められているのか、気になりますね…。

そしてひなたは声が出ないまま、ライブバトルの会場に駆けつけます。声が出ないながら、7人にはひなたの声が聞こえています。そして、アルミにも…。

 

・8/pLanet!!

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「みんなと歌いたい」という8人が集まった時の気持ちを取り戻したひなたは声を取り戻し、Motherの思惑に乗らず、音楽を楽しむためにライブバトルに参加することを宣言します。いつか、Motherを含めた世界中に音楽の楽しさが届くように歌い続ける、まさに「届け、この思い。」に立ち返るわけですね。

そしてそんな8人はついにユニット名を名乗ることになります。その名も8/pLanet!!。担当声優ユニットと同じ名前が3年の時を経てようやく、キャラクター側にも名付けられることとなったわけです。命名したのは鈴音。これは本来の8/pLanet!!の命名者が鈴音の旧キャストの吉井さんだったことを踏まえていると思うのですが、このあたりを大事にしてくれているのはファンとしてはとてもありがたいことですね。

 

・2_wEi

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12章の2_wEi、脱退したひなたの住所をわざわざ調べて「失ったものを抱えたまま生きるしかない」とかハイローじみたこと言ってるのとても面白いですね。

それはさておき、ひなたの復活を見届けた2人は勝負を放棄して去っていきました。アルミには、ひなたの宣言がライブバトル、ひいてはMotherを変えうる方法であることを感じていたようです。

本日公開される2_wEiのサイドストーリーでは2人はまだ虎牙優衣を葬ったことへの絶望の中でいるようですが、メインストーリー上の2人は全てを乗り越えたあとの姿なのでしょうか…?

 

 

【TO BE CONTINUED....】2019.08.08

メインストーリー12章公開からすぐ、公式Twitterに動画が投稿されました。

  Motherがこうした形で姿を表すのでは3rdライブ終了後以来です。あの時はおそらく、夏のリーディングイベントで語られた人類の勝利を受けての反応を描いていたと思われますが、今回も8/pLanet!!の再起と2_wEiの棄権に対する反応と思われます。

これまで感情を持つType_Zすら破られてきたMotherが果たしてどんな手を打ってくるのか(動画ではワイヤーフレーム描かれたアンドロイドが3体出てきますが、これがType_Zの3体を表しているのか、それとも新たな刺客なのか)気になるところです。

 

何はともあれ、このいくつもの矢継ぎ早の更新が一つ前の内容を踏まえた上で展開されていて、相変わらず全てがリアルタイムで経験しないと鮮度が維持できないという異常ぶり。

後追いが難しいのもそうですが、スタートから既に3年経っていてそこまでユニット名のエピソードを温存していたり、こちらまでライブバトルイベントの正式採用は2020年かな?みたいな呑気な予測を始めたりする感じ、よく考えたらおかしいですね。

今回ひなたがライブバトルに参加する意味を見出したことで最終決戦が迫っていると思ったのですが、Motherは新たな一手を繰り出してきそうだし、我々はいつまでこのおもしろ体験を享受できるんでしょうか…。

 

個人的には最近暴走気味にまでなっていたメイとMotherの主張が一点で一致していることに何か嫌な予感を抱いてしまいますが…

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ghttps://twitter.com/8beatstory/status/1159421052197335040?s=20

雑記:リクエストライブに備えて

6月もほぼ終わり!今年もあっという間に半分経過してしまいましたが皆様いかがお過ごしでしょうか…。

8 beat Story♪についてはいよいよ7月にはメインストーリー更新!桜木ひなたソロ曲追加!そしてリクエストライブ「What's Your Song?」の投票がスタートしますね!エビストのことなので全ての更新は7月末とかになりそうですけど…。

 

せっかくのリクエストライブ、単純に好きな楽曲に投票するのもアリですが同日開催の5thライブのセットリストも予測した上で作戦を練るのも楽しいのでは?と思い、これまでの楽曲について振り返ってみました。

 

8 beat Story♪楽曲総数:72曲

8/pLanet!!:60曲(ソロ6曲・理事長参加2曲含)

2_wEi:12曲

 

最近は少しペースが落ちている気がするのですが、それでも3年間で72曲なので2ヶ月に1曲ペースで増えてきた計算になりますね。これはさぞライブで披露されたことのない楽曲も多いに違いない、と思ったのですがナンバリングライブを始めとする有料ワンマンイベント(88人限定イベントは見に行けなかったから未確認)のセットリストを攫っただけでも消化率8割を越えていることがわかりました。

当然、1回しか披露されていない曲も多いというか定番曲以外は大体そうなのですが…

 

それを踏まえて、3周年記念イベント終了時点でまだセットリストに上がったことのない楽曲を2つのポイントでまとめてみました。

 

①4thライブ以降に追加された曲

一部楽曲が「歩み」「3周年」イベントで披露されていますが、下記6曲はこの1年間に追加された「新曲」であるため、5thライブのセットリストに含まれる可能性は高いのではないかと思います。

Fluffy Balloon

SUMMER BEAT

darlin'

TRICK or BLOOD

つよがりDecember

・Grow with You

 

②これまで披露されたことのない楽曲

リリースから1年以上経過しているもののいまだ生で見ることが叶わない楽曲7曲…

ハピ♡メリ

History

ホントの気持ち

Remember

Twinkle Snow

ここから

サクラ涙

 

ざっくり機械的に分類しましたが、「ここから」なんかはこれまでナンバリングライブで2曲ずつソロ曲が披露されてきたことを思えばひなたのソロ曲と共にセットリストに組み込まれる可能性は高いと思います。

逆に鬼門なのが全員曲(太字)で、エビストのライブが全員参加曲の比率が低いのが特徴なのが1つ、シーズン曲が多いのでタイミングが合わないというのがもう1つの要因ですね。クリスマスを見据えた冬の楽曲が3つもありますからね…。

 

キャスト交代のあった彩芽・鈴音参加曲はどうだろうとか色々と考える要素はあるものの、やはり個人的な狙い目は「季節ものの8人曲」、特に10月というタイミングで聞ける可能性の低い冬楽曲かな、と思います。

 

ちなみに逆に「これまでのライブの定番曲」は下記エントリにまとめてありますので合わせてご参考にしていただければと思います。

ohmameazuki.hatenadiary.com

雑記:レヴュスタのライブ円盤見たよという話

レヴュースタァライトの2ndライブ見たよ、という日記

 

【少女☆歌劇レヴュースタァライト 2nd STAR LIVE "STARRY DESERT"】

 

みなさんご存知のことと思いますが、少女☆歌劇レヴュースタァライト(以下レヴュスタ)はブシロードネルケプランニングとともに展開する舞台を軸としたメディアミックス作品です。

演劇学校を舞台に日夜稽古に励む舞台少女達が謎のキリンが主催するオーディションに参加し「勝ち残ってトップスタァになる」ために日夜決闘を広げる、という粗筋のアニメ版はどことなく仮面ライダー龍騎を思い起こす設定や、決闘シーンであるレヴューパートの楽曲・演出の完成度の高さに引き込まれて毎週楽しみに見ていたのですが、逆によく出来た作品だったからこそ、メディアミックス展開に食指が動かず満足してしまったいたのも事実。

 

それはそれとしてこの2ndライブはリアルタイムで体験した周囲の信頼のおけるオタクライブ鑑賞家達が絶賛し「歌モノコンテンツのライブとして次の一歩を踏み出した」「お前も見たほうがいい」と言われていたため、舞台版をBDで鑑賞し、アニメを復習したうえでBD視聴に挑んだ次第です。

 

前半は舞台のライブパートと同じような感じだなあ、と思って割とぼんやり見ていましたが、後半「アニメのレヴュー曲を全部やる」パートに差し掛かってからのステージの圧がすごかったですね、奇声を上げてたオタクも完全に息を飲む感じになってるのが映像で見ててもわかりましたからね…

 

劇中歌をライブでやる前に、アニメでの前後の描写を再現する、という流れで思い出したのはμ'sの3rd Anniversary LoveLiveのアニメ曲パートでした。

 

あの流れは感動したというか、とても嬉しかったしその後のラブライブ!シリーズのライブとして「劇中の再現」というのは一つの重要なファクターとして定着したと思います(結果として経験者でもない演者にピアノ弾かせたりバク転させることとなった)。

しかし、レヴュスタのライブでは皆さんの感想通り一歩踏み込んで「アニメを舞台で『再演する』」とでも例えるべきでしょうか、「鑑賞するもの」として客席を圧倒するものがあり、舞台を起点に同じキャストでアニメでやってきたことがきっちり逆輸入されており、メディアミックスとしてめちゃくちゃ上手い、してやられたという気持ちになりました。

 

今まで歌モノコンテンツってどちらかというとステージの上の世界観と客席の世界観の境界線を曖昧にすることで一体感を作り出してファンがのめり込むのを後押ししていたと思っていて、自分が追っている8 beat Story♪でも特に2_wEiは「ストーリーの延長線上に存在するライブに自身が参加する」ことで観客を世界観の内側に引きずり込むというスーパー強引な手段で一歩踏み込んだなと思っていました。

一方でレヴュスタ、レヴューパートについては観客席からの介入を許さずステージ上でアニメを徹底的に再演することで、鑑賞物としてのクオリティを上げてファンを引き込んでいるのが新鮮に映りました(一方で、アニメの描写ではステージ上で繰り広げられるレヴューは客席に囲まれており、そこで決闘を見守るキリンは最後には視聴者にお前達も自分と同じだと第4の壁を越えて話しかけており、今回のライブで観客がキリンのごとく客席からレヴューを見ることでシチュエーションの再現が完成するという側面もあるのが面白い)。

めちゃくちゃ面白かったけどこれを他のコンテンツで再生産するの、ライブライブの奇跡を再現するのに匹敵するレベルで難しそう、と思いました。オンリーワンだからこそめちゃくちゃ強いというのはあるけれども。。。ここまできたらマクロスのライブでジェット機飛ばすくらいしか道がないよ。

 

それはそれとしてレヴュスタ、舞台を題材にはしているんだけど、戦闘時には専用のコスチュームに「変身」したりするので仮面ライダーとか魔法少女とか、その手の変身ものの文脈だなーと思うし、複数名の変身ヒロインによるバトルロイヤルもの(舞台では見せ場の尺もあるので共闘展開になるけども)としても(まどマギ以降、なんとなく陰鬱に走りすぎる傾向があった上で)新しいというか、先祖返りして90年代の少女向け作品に回帰したようなそんな印象があります。

だから勿論、時流としてマクロスラブライブなんかの延長線上の歌モノとしての流れもあるんだろうし、直接の前段としてはヴァンガードの舞台があるんだろうけど、むしろセラミュー辺りからの伝統的な少女漫画作品舞台の味わいがあるなと思います(実際、あちらも今はバンダイからネルケになってるし。。。)。そりゃあ男オタクを舞台系コンテンツに引き込むのも目的としつつ女性ファンが増えるのも頷けるな、という感じ。

 

なんというかオチもないダラダラとした感想になってしまったけど、非常に有意義な体験でした。

standing on the stage

やっぱりハニプラなんだよな…

8 beat Story♪ 3周年イベント「standing on the stage」が終了しました。

 

8/pLanet!!としては前回のイベントがメンバー卒業に伴うイレギュラーだったことを思えば実質1年ぶり・キャストの1/4が交代となった新生ハニプラの初披露ということで、やや緊張というか複雑な心境で会場入りしたのですが、単に3周年を祝うだけでなく、再スタートを切るに相応しいイベントだったのではないかと思います。

イベント形式としてはゲームコーナーに朗読パート、ライブとなんとなくエビストとしてはお馴染み感の出てきた構成となっていましたが、今回新たに加入した山下七海さん、天野聡美さんのファンの方も多くいらっしゃっていたように思いますので、イベント内容を簡単に振り返りつつ補足で説明できればと思います。

 

ちなみに彩芽役に山下さんが決定した際に作品全体についておさらいした記事もありますので、ご興味があればお読みいただければと思います。

おさらい:8 beat Story♪ - あとで考えます

 

さて、イベントについてレポートする前に、コンテンツ自体初めて!という人のために忙しい人向けの8 beat Story♪解説しておきますね

・あらすじ

未来の世界で人類から音楽を奪うことになる存在「アンドロイド」と、電脳空間でライブでバトルして歴史を変えようとする女の子たちの物語。

 

・登場人物(今回のイベント出演者のみ)

桜木ひなた/社本悠桜ピンク:2年生。主人公格でプレイヤーの幼馴染。アイドル好き。

水瀬鈴音/天野聡美水色:2年生。ひなたの親友で絶対音感の持ち主。

神楽月/吉岡美咲オレンジ:2年生。運動神経抜群でダンス部との兼任のムードメーカー。

橘彩芽/山下七海:3年生。厳格な生徒会長で8人のリーダー。

姫咲杏梨/金魚わかな:3年生。彩芽の親友で衣装担当。セクシー。

星宮ゆきな/和氣あず未黄色:1年生。芸能界で活躍するリアルアイドル。

源氏ほたる/吉村那奈美:1年生。ネットアイドル「平家ことね」としての影の顔を持つ。

メイ/澤田美晴(白):1年生。正体は未来からやってきたアンドロイドだが、人類の味方

 

白鳥・ロクサレーヌ・慶子/立花理香:8人が通う音の杜学園の理事長。

先生/あなた:プレイヤーキャラクターで音の杜学園の新任教師。8人の顧問的存在。

 

 

【ゲームコーナー】

第1部:学年対抗のお絵描き対決

第2部:1つのお題に対して8人で被らないよう回答するゲーム

 

お絵描き対決はニコニコ生放送でも配信している「エビストニュース(通称エビニュー)」でもお馴染みですね。

ch.nicovideo.jp

2次元アイドルは、キャラクターや世界観と同じくらい、キャストのアイドル性が求められがちなジャンルだと思います。この2つに如何に一体感を持たせるか、様々な作品が腐心してきたかと思いますが、エビストについてはキャラクターは大切にしつつ、思い切ってそれとは切り離したキャストのタレント性を前面に押し出した企画を展開するというある種割り切った方針をもっています(これは2_wEiも同様というかよりわかりやすい)。個人的には、キャストとキャラクターのリンクについては狙って成功するものではないと思いますし、それゆえに設定やストーリーが縛られる弊害もあるとも思うので、この両立は悪くない選択だと思っています。

今回のゲームコーナーは司会役の理事長の手腕が光るというか後はだいぶ力業のグダグダだったかな、と感じましたがこれはステージとしての完成度よりも新キャストの存在をメンバー間や客席に浸透させることが意図と思いますので、天野さんがいじり倒されたあたり成功だったのではないでしょうか(逆に自己紹介が従来のコール&レスポンスでなかったことに、配慮を感じたり)。

 

 

【朗読コーナー】

第1部:大切なものに追いついて

第2部:いつだってスタート地点

リーディングイベントや歩みイベントを経て、エビストのイベントとしてはお約束になってきた朗読劇のコーナー。ゲームパートなどでキャストを前面に押し出している一方で、ゲーム内だけでなくイベントでも、朗読劇という「声優のユニットだからこそ」の手法でキャラクターの掘り下げを行っていく、というのがこの作品の特徴ではないかと思います。

 

今回は「Standing on the stage」というイベントタイトル通り、8人がライブバトルではなく、現実のステージに立つことになる、というオリジナルエピソード。第1部では開幕前、ひなたの発熱(放熱中のメイに触れてしまったことが要因の一時的なもの)というピンチを通じて、それぞれがステージに立つ理由・大切なものを互いに再確認する、という内容、第2部はライブ後、トラブルによって会場にたどり着けなかった先生を始めとした観客のもとに8人が駆け付ける、という内容になっており、それぞれ一応次のライブパートの前振りにもなっていました。この辺の「物語とライブを繋げる」というところは、更に突き詰めた形で2_wEiのライブに繋がっていると思います。

エビストのシナリオはそれなりに多人数のユニットでありつつ、単なるマスコット化するキャラが出ないよう配慮を感じます。個々のキャラクターの設定や過去のエピソードがストーリー進行上の役割として配置されたり、その配分が非常にうまい印象があります。

今回各キャラがステージに立つシーンでにおわせ気味に登場したエピソードについては、おおむねこちらのページにあらすじという形で掲載されていますので、補足資料としてお読みください。

シナリオそのものも、現在ゲームアプリ内で進行中のメインストーリーでの問いかけにリンクする内容となっており、そのあたりでも感慨深いものがありました。

 

 

【ライブパート】

・第1部セットリスト

 

・第2部セットリスト

 

理事長参加の2曲を織り交ぜつつ、新生ハニプラ初のライブということで、初期の人気曲を中心とした構成になっていました。エビストは全員曲を絞る一方でメンバー固定のユニット性ではなく楽曲ごとに様々な組み合わせとなっているのが特徴だと思います。全員曲を除いても半数に参加しているメイに対して両部とも1曲しか参加していないゆきな(ゲストの理事長と同レベル)、曲数抑え気味な新メンバーなど、見せたいものと出来ることに対するバランス調整が絶妙だと感じます。

新生ハニプラ初めての8人曲であるPrecious Notesについては、「新しいテーマ曲」と明言されたり、Cメロに新メンバーをあてがったりとリスタートを強く意識した楽曲であることを改めて感じました。間奏などにどことなく、「僕らは今の中で」を初めて聞いた時のことを思い出したりしました。

余談ですがライブ前お馴染みのインスト楽曲ですが、アイカツのライブ前のやつ(芸能人はカードが命)を思い出すというか、最近追加されたURを思うと変身バンク的な楽曲なんだなーと勝手にイメージが膨らんでいます。ちなみに上記セットリストは曲名をクリックすると公式Youtubeチャンネルの試聴動画を開くことができます。楽曲はiTunesやレコチョクなど配信サイトにて個別購入可能です!

 

 

【新情報】

・ハニプラTV2配信決定

前述の通り、キャストのタレント性を前面に押し出した企画。声と顔のいい若い女たちが色んなことに挑戦するWEBバラエティ番組です。

しばらく更新が途絶えていたので企画として立ち消えていたのかと思いましたが、この度復活することとなりました。過去の放送分も配信されていたりソフト化されていたりするのでご興味があればご覧ください。

 

・メインストーリ―新章追加

1年以上ストップしていたゲームストーリー内メインストーリーがいよいよ動き出します!これまで各キャラクターがフィーチャーされてきましたが、8人の中でもこれといった取り柄のない(主人公にありがち)桜木ひなたに対して、2_wEiの虎牙アルミが存在理由を問いかけるところで更新が止まっており、いよいよ最後の1人であるひなたの物語になるのは必至です(そもそも次回タイトルが「桜木ひなた」)。「今回の朗読劇より少し前の話」と社本さんが話していたような記憶がありますが、どのような展開になるのか楽しみです。

 

桜木ひなたソロ曲決定

メインストーリーにあわせてついにひなたのソロ曲が発表されることとなりました。なんとなく、ストーリーとソロ曲は用意済だったものが諸事情で1年以上ストップしてしまっていた印象もありますが、これでいよいよ物語が動き出しますね…ソロ曲も残すところメイのみとなりましたが、おそらく今後の展開で改めて重要な役割が待っていると思われますので、期待して待ちましょう…!とりあえず「わたしが不思議(のび太の鉄人兵団)」でも聞いて待ちますね…!

 

8/pLanet!! 5thライブ「Thousand Emotions」決定!

リクエストライブ「What's Your Song?」決定!

約1年半ぶりのナンバリングライブの開催が決定しました!会場はステラボール!手頃!更には同会場でリクエストライブも開催!この早い時間からのナンバリングライブ+ファン層向けのイベントという構成に、3rdライブのことを思い出しました。本当に、待ちに待ったという言葉が相応しいイベントになりますので今から楽しみですね。

 

 

 

簡単に振り返るつもりがだいぶ長くなってしまいました。

本当に、この1年間ハニプラとしては辛いことや悔しいことばかりで、サノスに指パッチンされたあとのような、鬱屈した雰囲気が受け手側にもあったと思います。前回のエントリで2_wEiがもうひとつのヒーローになったと書きましたが、太陽と月のような存在だと思いますので、ハニプラが再び輝きを取り戻してくれたことは本当に嬉しい限りです。

このタイミングで新しく知っていただいた方にも、楽しんでいただけるといいな…!と思います。

 

因みにリクエストライブですが、アプリ内でリクエストを受け付けるとのことですので、この機会に初めて見てはいかがでしょうか!

8 beat Story ~アイドル×音楽ゲーム~

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今ならなんと、キャラ別ピックアップガチャも実施中ですよ!!!

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雑記

気付けば8/pLanet!!の今年初めてのイベントが目前ですね…前回のエントリ以降、エビストには本当に色々あって自分も色々感じたのですが、Twitterがあると小出しに呟いて満足しがちなところがありますね。

一応後で自分で見返す記録的な意味も込めて、簡単に箇条書きでここ最近のことを振り返ってみようかと思います。

 

 

【水瀬鈴音役:吉井彩実さんの卒業について】

彩芽役の青野さんに続いて、19年3月末をもって8/pLanet!!を卒業されました。

体調の問題で芸能活動を引退されるとのことで、一刻も早い回復と、新しい暮らしの平穏をお祈りいたします。

後任は天野聡美さん(ヴィムス所属)

 

…ショックはあったものの、間髪入れず2度目となったので、比較的冷静に受け止められたと思う。

同ジャンルでは今後も、20代後半に差し掛かって体力面を含むライフプラン・キャリアプランを見直すキャストの方も増えてくると思う(実際、ナナシスでは他の仕事とのバランスを理由にした降板が発生している)。

 

自分が同ジャンルにハマるきっかけとなり、その後のブームの大きな要因となったラブライブ!(μ's)がどれだけ時代とタイミングに恵まれていたのか、他の作品やユニットを見ていると痛感させられる。

彼女達は企画スタート時点で特別若いわけではなかったし、実際に「オーディションに落ちたら引退するつもりだった」と語っているメンバーもいる。もし3年以内にアニメ化していなかったら、ヒットしていなかったら、スクフェスのリリースが前後どちらかにずれていたら…逆に、身体的に限界を迎えたメンバーもおり、シリーズ化することであのタイミングで幕引きできなかったら、最初から最後まであの9人で完走することはできなかったかもしれない。

 

なんとなく、2次元アイドルというジャンルのバブルはもう弾けているんだというのを思い知らされた1年だった。

 

 

【2_wEi 1st LIVE Driven to Despair in TOKYO Finalについて】

2018年の東京・大阪公演の生バンド版の再演くらいに捉えて会場入りした。

 

第1部は実際、事前にアプリで配信されていた新曲であるHeroicの追加があったり、サポートバンドの紹介パートがあったもののその他のセットリストは過去のものと同じだったし、開演前の虎牙優衣のメッセージや一部MCの削除についても楽曲追加による時間調整の意図が大きいと感じ、当然これまで通り、同じ構成の第2部がくると思っていた。しかし実際は予想を大きく裏切る展開となった。

 

 第2部での変更点

  ・セットリスト(曲順)の大幅な変更

  ・アンコールの追加

  ・初披露の新曲「Be Alive」追加

  ・MCパート(強めのメッセージ)の追加

  ・次回公演の告知の追加

  ・終演後の演者の挨拶の追加

 

過去5公演はセットリストがすべて同じ(Heroicの追加のみ)で、アプリ内でのリリース順+アルバムでの収録順という構成だった。それが最終公演で変更となり、いきなり第1部で初めてフルサイズが披露されたheroicからの開幕は、どことなくルーチン化してきていた人間の皆さんの度肝を抜いたと思う。また、初めてアンコールが入り、まだ誰も聞いたことのない新曲「Be Alive」が披露された。これは2_wEiの新章を飾る楽曲になると思う。


Be alive【8 beat Story】【2_wEi】

 

全公演が終了したとのことで、サポートバンドメンバーと共に、虎牙姉妹役の野村さん、森下さんが初めて本人としてステージに立った。あくまで「2_wEiはもう帰った」ということで世界観を大切にしている様子が嬉しかった(実際、演者のお2人はかなりほのぼのとした雰囲気の持ち主なのでキャラクターである2_wEiとのギャップは大きい)。

 

第2部は序盤で機材トラブルが発生したものの、あまりに世界観を重視してきたこれまでの流れから「これも演出か?」と勘ぐってしまったり、実際今でも変更後のセットリストの曲順の意味について考えてしまうあたり、運営の掌の上で踊らされている気がする。

サポートバンドの導入と入れ替わる形で昨年の公演にあった虎牙優衣のメッセージが削除されたことで、各公演は同じシチュエーションの再演ではなく、最終公演こそが第2章で親殺しをした後の「人間のバンドをつけたライブ」だったのではないかという考察がなされたものの、イベントで質問された方によると演者にはそのあたりの詳細は説明されていないとのこと。

 

個人的に今回特筆したいのは、第2部で追加された「後ろを向いても下を向いてもいいが、私たちのライブの時だけは前だけを見せてやる」というMCパートでのメッセージだった。青野さん卒業前の公演では「会いたい人には会えなくなる前に会え」だったのに対し、今回はもう会う機会のない吉井さん卒業を控えたファンへの運営からのメッセ―ジでもあったように思う。この1年間、メインユニットがうまく動けない中エビストというタイトルを牽引してきたのは2_wEiだったし、個人的にはこのメッセージを発信する存在になったことで虎牙姉妹は主人公サイドに対する悪役から、もうひとつのヒーローになったと感じた。

 

ぶつかりながらも同じ目標を掲げていたKUROFUNEやSaint Snow忍風戦隊ハリケンジャーにおける電光石火ゴウライジャーのように、事実上の増員のような形で本隊に合流したのに比べると、2_wEiの立ち位置そのものは我々人類と相反するものであることは変わりないけれど、ネジレンジャーからシャドームーンや理央メレくらいに初登場からの印象が変わってしまった。早くハニプラには反撃の狼煙をあげてほしいし、この2ユニットが現実と物語の中で最終的にどこにたどり着くのか、見届けたい。

 

 

【8/pLanet!! 2nd Anniversary 4th Live BD発売】


【視聴動画】8beatStory♪ 8/pLanet!! 2nd Anniversary 4th LIVE 『On the pLaNET!!』[Blu-ray]

初期の8人としては最後の映像作品になるが、ここまでいい形で残ると前向きに次に進める気がする。

この時初めてステージに現れた 2_wEiは今の印象とはやっぱり違うというか、敵キャラだなあ…という感じがしてかっこいい。twitterでは何度も呟いたけど、この立ち位置・楽曲の方向性で安易にゴスロリなどを選ばずにパンツスタイルの衣装を選ぶセンスが好き。

生バンド推しの3rd・とにかく曲とパフォーマンスの強い4thは何度も繰り返して見てしまう。

 

【Precious Notes】


Precious Notes【8 beat Story】【8/pLanet!!】

つよがりDecember以来、新体制のハニプラとしては初めての8人曲。

明確にこれまでのメインテーマであった「ファンタジア」を意識したビジュアルイメージとなっていて、ここからの再スタートを切る決意を感じる。

楽曲自体はどことなくこれまでよりあか抜けた、アニメソングっぽさを感じる王道の2次元アイドルナンバーになっているが、サビの「輝く~」のところの駆け上がっていくようなメロディがなんというか、エビストの味だなあと思う。

 

現在アプリ内ではこの楽曲イベントが実施中であり、またこの楽曲モチーフの新カードも追加された。

進化前の絵柄はライブバトルの舞台であるBit空間に転送される姿を描いている。設定としては触れられていたもののこうしてビジュアル化されると完全に変身シーンという感じで、2次元アイドルは変身もの論者としては非常に惹かれる(まだ引いてません)。

 

個人的にはメカボディが透けて見えるメイのイラストが好きです

https://twitter.com/8beatstory/status/1123545796379418624

 

https://twitter.com/8beatstory/status/1123545796379418624

ひょっとして オレは とんでもないことに 巻き込まれて いるんじゃないか…?

今更ですけど8/pLanet!!久々のイベントが開催されますね!

3rd Anniversary Special Event 「Standing on the Stage」

 

前回の「歩み」イベントがかなりイレギュラーだったことを思うと2nd Anniversary 4th Live以来、となりますので実に一年間に渡って8 beat Story♪はライバルユニットであり敵対勢力である2_wEi主体で展開していたことになりますね。
ゲキレンジャーでいうと3ヶ月くらい臨獣殿メインでやってたみたいな感じですからね、様々な要因があってのことだとは思いますが随分と思い切ったことをするなと思います。


それはさておき、年が明けてもたもたしてる間に空乃かなで関連で立て続けにニュースがあっててんやわんやしています。

 
各種ニュースサイトで取り上げられるなど、これまでのエビストでは考えられないくらい注目されている気がしますね…なんというかとんでもないことが始まろうとしてるのではなかろうか…?
この新機能の実装は2月15日(金)となっておりますので、皆さまこの機会に8 beat Story♪、初めてみませんでしょうか?


【エビスト】8 beat Story PV

8 beat Story ~アイドル×音楽ゲーム~

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そういえばかなでを始めとした重要キャラについて説明がまだの部分がありましたので、これまでの8人+2人に続いて主観的に解説していこうかと思います。
3年生についてはこちら
2年生についてはこちら
1年生についてはこちら
2_wEiについてはこちら

 


【白鳥ロクサレーヌ慶子】CV:立花理香
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サブキャラクターなのに歌も歌っているみんなの理事長。
学園創立の鍵を握る謎の組織「Pioneer support」にも所属しており、粗筋を読むにMotherの開発にも携わっていたり、物語の鍵を握る人物の一人であることは間違いなさそうです。
どうもこういうおやっさん的ポジションのキャラが怪しく見えてしまうのは9割方エボルトが悪い気がする。

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それはさておき音の杜学園側のキャラクターは全て彼女に召集されているようなものですし、後述の抜け殻になった空乃かなでのボディを回収してあたり、今後の展開において重要な立ち回りをしてくれることと思います。

 


【彩芽の兄】

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Mother側の陣営であるSotf industryの研究員。マイルズダイソンではない。
TYPE_Z誕生による人類の完全敗北を予言していますが、seizing of the futureなる社名を掲げる彼らが何故人類の敵に加担するのかは気になるところ。

 


【虎牙優衣】CV:芹澤優

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2_wEiの人格のボーカルソフトの開発者にして故人。
彼女の天才的な技術力を他のこと(Motherやアンドロイド絡み?)に利用するために圧力がかかり、2_wEiは時代遅れを理由に開発が中止、それでも諦めることなく独自に開発を進めていましたが、「何らかのバグにより開発の遅れたアルミを消去」し、続いてミントも消去された後に「過労で死亡」したことになっています。
自身が生み出した2_wEiに対する愛情は深く、死後もなお人格をコンピュータ内に再現することで2人にメッセージを残そうとしています(ここにまた行き違いがあり、2_wEiの物語が更に絶望に染まることになるのですが)。


・ミントは開発が順調だったため生前の優衣と接触し、幸福な時間を体験している
・アルミは生前の優衣を知らないばかりか、最後のメッセージを自ら破壊してしまった
・2人を絶対に守ると決意した優衣は何故、アルミを消去しなくてはならなかったのか
…この辺が虎牙姉妹の今後の物語のキーになってくるんじゃないかと思います。

 


【Mother】
8 beat Story♪世界のスカイネット
楽曲自立創作AIを搭載しており、バーチャル空間のパフォーマー「アンドロイド」はその機能発揮の一環として生み出された存在。劇中世界2031年の世間一般には音楽を生み出す存在として受け入れられていますが、未来では人類から音楽を奪う存在になります。


慶子を追ってかライブバトルでの成績からか音の杜学園を脅威と感じており、空乃かなでや虎牙姉妹といった、現実世界で自律稼動可能な肉体を持つ新型アンドロイド「TYPE_Z」を投入してきています。

 


【空乃かなで】CV:大橋彩香

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新型アンドロイド「TYPE_Z」の試作型で、今後大きな役割を担う可能性のある存在。かなめについてはこちらの記事に全部書いてあるのでこっちを読んでもらうのが早いかもしれません。

『8beatStory♪』に大橋彩香演じる空乃かなでと会話できる機能が実装 | マイナビニュース


敵対勢力の戦力として生み出されながら優しい心を持ち人間と交流を重ねる姿はクジラ怪人とかバラリベンジャーを思い出しますね。かなではそれでいて最後まで正々堂々と人間と戦い、敗れ去っていくのですが…。


データ検証用のテストモデルであるかなではほたる達に敗北したことでデータを削除(=死)されてしまいましたが、そのボディは音の杜学園にあったため理事長に回収されています。
そして、ゲームアプリ内に「学習型応答AI」として実装が決定すると共にスピンオフエピソードとしてサイドストーリー「いつかまた、一緒に歌いたい」の公開が発表されました。


味方側にルーツをもつ敵キャラが敗北後に再び味方側として復活する、これはもうチェイスじゃないですか…!既にメインキャラにT-800もいるのに!
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【司会者】

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8 beat Story♪世界のDJサガラ
…というほど暗躍するわけでもなく、世界観を無視した実況で大顰蹙を買ったりすることもない、というかほぼ出てこない。

 


…というわけで空乃かなでAIトーク実装は2月15日(金)21時です!
また直前20時にはニコ生エビストニュース#37 【社本悠・大橋彩香 生出演】 - 2019/02/15 20:00開始 - ニコニコ生放送https://twitter.com/8beatstory/status/1094551587496677379https://twitter.com/8beatstory/status/1094551587496677379もありますので、気になる方はご覧いただければと思います…!

 

 

ps://twitter.com/8beatstory/status/1027149497523040256