あとで考えます

ブログでやれ的な話

俺ラ!フェスで平ジェネFOREVERの良さわかった

「推しの仕上がりが過去最高レベルだよ」という噂を聞きつけて、遅ればせながらラブライブ!フェス2日目ディレイビューイングに参加してきました。なんというか個人的にはAqours以降のシリーズに対してようやく腑に落ちたというか、納得できたと共に、何故か「平成ジェネレーションズ FOREVER」についても理解が深まることになりました。まともな感想というか覚え書き的なメモはこっち

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ラブライブ!シリーズ履修状況】

μ's:2年目(夏色えがおで1,2 Jump!) 〜 Final LOVELIVE

Aqours:アニメと市販曲のみ。ライブ未体験。

ニジガク:スクスタ7章進行中。ライブ未体験。

 

ラ!フェス、びっくりするほど冬映画でしたね!と話し始めたいところですが無関係の作品に対して仮面ライダー用語で話を続けて勝手に盛り上がるやつ、端から見ると普通に害悪だと思うので、簡単に説明しますね。。。

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平成ライダー仮面ライダークウガ〜ジオウのテレ朝系日曜朝に放送されたシリーズ

冬映画:秋に放送終了した先代ライダーとエンジンがかかってきた現役ライダーの共演映画。

春映画:冬映画以上のオールスター映画だけど作品間の整合性などは薄い。今はもう無い。

夏映画:本編がクライマックスに差し掛かる頃公開の現役ライダーの単独映画。

 

今回のラ!フェスと冬映画に例える場合、「本編が終了した先代」を文字通り全ての活動に区切りをつけたμ'sととるのか、アニメの物語を映画で完結させたばかりのAqoursととるのかはまあ人それぞれ(バトンを受け取ってここから走り出すのが誰だと思いたいかにもよるのかな)と思いますが、個人的には後者のような印象を受けました。

 

悪いオタクに延々と「平成!」「牢屋!」など擦られまくっていたのが仮面ライダージオウの夏映画「Over Quartzer(以下 OQ)」ですが、ジオウには遡ること半年前に公開された「平成ジェネレーションズ FOREVER」という冬映画があります。

 


『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』本予告映像

 

ジオウと、本編終了直後のビルドが「仮面ライダーはフィクションの中の存在」という私達の現実のような改変世界で黒幕と戦う、という物語なのですが、この作品のキモであるクライマックスの「人々のヒーローへの憧れの気持ちに応えて具現化する仮面ライダー達」という下りがあまり感情移入して見ることができませんでした。

というのも、自分はクウガが始まった時点で思春期に突入した「本来のターゲット」から外れた存在で、オタクとしてある種歪んだ関係性で共に時を過ごした経緯があるからです(だからこそ、OQが死ぬほど刺さったのかもしれないけど)。

 

今回、μ'sがぼらららの前奏をバックにシルエットで登場したときに、平成ジェネレーションズ FOREVERで歴代ライダーが姿を現し、佐藤健演じる野上良太郎仮面ライダー電王がまさかの客演を果たした瞬間の「当時子供だった人たち」の心境はこんな感じだったのだろうかと考えてしまうほど、自分の想像以上に感動してしまいました。

仮面ライダークウガこそ僕のヒーローなんだ!というのと同様、やっぱり西木野真姫こそが自分にとって永遠に一番のアイドルなんですよ。

 

確かに本当にワクワクしてる人も周りに多かったので口には出さなかったけど「一度綺麗に終わったものを再び呼び起こすことは墓荒らしに近い行いなんじゃ無いか」とか「五代の戦いが無駄になるじゃ無いか」的なことを思わなかったわけでもなかったですが、なんというかそういう話じゃなかったですね。

こうして駆け付けてもらって、確かに時の流れは感じてもそれも含めてキラキラしたところを見たら「また会えた」以外の感情がなくなって、本当に楽しくて仕方がなかった。確かにこれで再始動しますとかまた主役張って直接の続編やりますとか時代背景に合わせてリブートしますとか言われた台無しだよ!!ってなりますが…。

エボルトどうなったんだろうね。

 

こうしてなし崩しにオールスター構成になっていくのかなと思って見に行ったんですが、寧ろラブライブは「また会おうという約束はきっと果たせるからこそ、ちゃんと終わる・活動には区切りをつけられるし、その再会の舞台は、バトンを託されたその時現役のものが自分の力で精一杯走っていくことで実現される」シリーズなんだよ、ということが示されたイベントだったような気がします。

こうして共演を果たすまでに約5年、大きすぎる先代の後輩として産まれながら「ゼロから始まる」物語を果たすために孤軍奮闘し、一方業績については後を継いだものとしての重責を課せられ、本当に苦労も多かったであろうAqoursが「ラブライブ!"シリーズ"」を産んでくれたと思いますし、伊波さん始めメンバーにとっては偉大な功績の結果であり、ある意味でここまでのご褒美のような公演だったと思います。

 

劇場版でアニメの本筋を終え、東京ドームという大舞台も経たAqours(μ'sと照らし合わせればもうゴールにいる)、異端として生まれながらアニメ化という未来を掴み取ったニジガク、そして新プロジェクトがどんな物語を紡いでいくのか、おそらく最前線で追っかけていくことはないと思いますが、楽しみにしています。

…μ'sに照らし合わせて、とは言ったもののシリーズとしてはまだ3作、平成ライダーでいえばやっと龍騎ですからね。毎年のカラーは勿論、ディケイドみたいな作品が生まれたりスピンオフのVシネが定番になったり、あの頃想像つかない展開なんて幾らでもありますから、「ラブライブらしさ」みたいな定義は後からついてくるんでしょうね。大森Pも「令和ライダーとは、の答えが出るのは2作目以降」という話をしてますし。

余談ですが、原初の存在μ's(クウガ)、複数ユニット・ライダー制が導入されたAqoursSaint Snow(アギト)、チームではなく個々がライバルという異色作のニジガク(龍騎)とこじ付けレベルでは見事に符合しているので新プロジェクトは555のような作品になるのではとか妄想したりします。別にA-RISEのことをバダーやダグバポジションだと言いたいわけではありません。

 

それにしてもあの大舞台でソロステージを果たしたニジガク、すごかったですね。特に優木せつ菜役の楠木ともりさんのパフォーマンスは本当に圧巻でした。

そんな楠木ともりさんが新キャラクターとして参戦する2次元アイドルプロジェクトが、あります!!!しかも、ライブにも、出ます!!!

 

ともりるさんの役どころは、人類から音楽を奪うために産み落とされたものの自我に芽生えて裏切ったアンドロイド姉妹の前に現れた新型アンドロイド3人組の一番人を蔑んだような目をしている人(機体?)です。

参戦先のライブのメインを張るのは8 beat Story♪界のSaint Snowと言っても過言ではない最新最強(登場当時)アンドロイド姉妹、2_wEi!生バンドライブです!


【視聴動画】8beatStory♪ 2_wEi 1st LIVE 『Driven to Despair in TOKYO Final』[Blu-ray]

 

詳しいことはこの辺に書いておきました。8 beat Story♪、いつだって「今」が最高に楽しい(し、大手コンテンツと比較してチケ代が安い)ので是非気軽に遊びに来てください!また、ディレイビューイングと被っているので難しいかと思いますがコンテンツのメインユニットである8/pLanet!!のライブも今週日曜日越谷でやってますので、ご興味ご関心お持ちの方は是非お越しください!!!!!!!!