あとで考えます

ブログでやれ的な話

B.A.Cオンラインライブで「位置につく」ために

 新年明けましておめでとうございます。

年明けから半月弱、我らが8 beat Story♪は各ユニットに新情報を発表し、今年は想定外の疫病により身動きが取れなかった2020年のリベンジすっぞ!という意気込みを感じて嬉しいですね。

 

8/pLanet!!:1月 新曲発表

2_wEi:2月 1stシングル発売

 

そして。。。

 

 昨年1月11日に登場した第3のユニット、B.A.Cの1stオンラインライブが決まりました。

エビストとしては昨年2度、現地開催と有料でのディレイ配信でのイベントを実施しており、そこから一歩踏み込んで完全配信限定という形になりました。

ちょうど世の中では緊急事態宣言の再発令があり、リアルイベントが開催しづらい状況が戻ってきているため(それを受けての判断かもしれませんが)社会情勢に即したイベント形式であるとも言えます。

 

田中美海さん・菅沼千紗さん・楠木ともりさんという錚々たるキャストなので、今回初めてエビストのイベントへの参加を検討される方もいらっしゃるかと思いますので、想定されるイベントの構成と、コンテンツの特性による視聴前にお伝えしたい予備知識をお伝えし、判断材料としていただければと思います。

 

1.イベント構成について

今回のイベントはトークショー(30分程度)とLIVE(30分程度)であると内容が事前に明らかになっています。この構成は過去にエビストの行ったイベントと同様の内容ですので、8 beat Story♪としてのオンラインイベントのフォーマットになっていると考えられます。

 

トークショー(キャストによるクイズ・ゲームコーナー)

ライブの前段となるトークショーパート、過去にきちんと「トークショー」と銘打たれていたことはないので同じ内容になるかはわかりませんが、過去に行われたイベントでは、出演者が景品を賭けてキャラクターやストーリーとは無関係の「常識クイズ」や「ジェスチャーゲーム」といったゲームに挑戦する、というパートになっていました。正直、「虚無」と呼ばれることもある声優バラエティ全開の時間のため、目当てのキャストがいない場合なかなか苦行になる可能性もあります。

しかし、そこはWake Up, Girls!ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会アイドルマスターシャイニーカラーズといったビッグタイトルをくぐり抜けてきたメンバーですので、見応えのあるパートになることに期待しています。

エビストのオタクとしてもこの3人が揃っているところはライブも含めてまだ3回くらいしか見たことがないので割と未知数ですが……。

 

②LIVE(キャラクターによるライブコーナー)

イベントのメインパートとなるライブパートですが、8 beat Story♪のライブの特徴として「徹頭徹尾キャラクターとしてライブを行う」というものがあります。観客は8 beat Story♪という作品の物語の中の登場人物(モブ)として、キャラクターの行うライブに参加するという体でライブを楽しみます。

 

実際どんな様子なのかは、前回B.A.Cが登場したライブの影像をご覧下さい。

(5分37秒からB.A.C)


【視聴動画】8beatStory♪ 2_wEi 2nd LIVE Final 『Past 2 Present, Stand for the Future.』[Blu-ray]

 

キャストは登場から歌唱・MC、そして退場までキャラクターとして振る舞い、作品世界を表現します。そのため、ある程度作品知識が必要となってきます。

 

そこでB.A.Cまわりに絞って超簡潔に作品世界とキャラクターについてご説明させていただきます。

もう少し踏み込んだ内容についてはこことかここに以前書いたものをご覧下さい。

 

 

2.世界観などの予備知識

【作品の舞台】

舞台は2032年の東京。

人間と「アンドロイド」が仮想空間で鎬を削る「ライブバトル(アイカツの対戦みたいなやつ)」がエンターテイメントとして定着した世界。ライブバトル・アンドロイドの生みの親である人工知能「Mother」はライブバトルを通じて人間の音楽を淘汰し「音のない世界」の実現に向けて準備を進めていた。

人間側の新進気鋭のユニット・8/pLanet!!(ハニープラネット)を脅威と認識したMotherは「絶望」という負の感情をインストールした新型アンドロイド「Type_Z」のユニット・2_wEi(ツヴァイ)を差し向けるが、「心」に目覚めた2_wEiはMotherの管理下から離れ姿を消した。

計画の失敗を繰り返すMotherが新たに生み出した自身の分身とも言うべき最新型アンドロイドこそ、「Type_ID」ことB.A.C(バック)である。

 

圧倒的カリスマ性を備えたアモル、「愛」を軸に愚かな人間を籠絡するクゥエル、一見子供のような純粋さを見せるベルによる3人組だが、チームとしての連帯感はなく、Motherの目的である「音のない世界」実現のために行動する。人類の音楽を不必要なものと考えているが、教義を広めるためにライブバトル出場者、観客にそれぞれ下記のように呼びかけている。

 

・ライブバトル出演者に対して

圧倒的な力量差により敗北に追い込んだ上で、「一瞬の感情のために過酷な競争社会に身を置き、その苦しみから逃れるためにまた一時的な感動にすがる悪循環を繰り返す中毒患者」と一蹴した上で、自分達が君臨することでその舞台から救済する、と説く。

 

・観客に対して

自らも「音楽を愛する同士」と名乗った上で、音楽が人気の有無で捨てられるこの社会は不平等であり、B.A.Cこそがこの世界を破壊し、ともに新たな時代を切り開く存在であると説く。

 

 

今回のライブは初めての「配信限定」のライブとなり、B.A.Cの3人は「配信を見ている画面の向こうの人間」に向けてメッセージを送ってくることになるかと思います。それはきっと、これまでのライブで見た様々なMCとは違ったものとして見えると思います。

 

皆さんも、一緒に世界を変えましょう。

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